光の街とわたし

フランス・リヨンでの留学生活

美術館レポ:リヨンのミニチュアシネマ美術館(Musée Cinema Miniature)に行ってきた

Bonjour! みなさん、こんにちは。さきです。

フランスといえば芸術!美術館がたくさんあり、留学中に色々な美術館に行きたいと思っているので、先日、その中でも行きたかった美術館のひとつである、ミニチュアシネマ美術館に行ってきました!

ミニチュアという名前が付いているように、ミニチュアの部屋や道具が展示されている美術館で、ミニチュアのもの以外でも有名な映画で使われた小道具などが展示されています。

今日はそのミニチュアシネマ美術館の内部の様子や感想についてお話ししていこうと思います。では、On y va!

 

アクセス

ミニチュアシネマ美術館はリヨンの旧市街にあります。

メトロのVieux Lyon駅から徒歩5分ほどのところにあります。

 

 

料金

料金は大人9.50€、5歳から15歳までが6.50€、学生が7€、60歳以上が8€となっています。

私は学生なので7€支払いました。

現地で支払う場合、チケットはなく、お金を払いレシートをもらえば入場することができます。ネットでも購入が可能なので、いくことが確定していれば、ネットで買ってもいいかもしれません。ただ、身分証はかならず持っていきましょう。

 

展示場、内部の様子

美術館は1から9までの展示場があり、7までは様々な映画の小道具が展示されています。

 

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映画の小道具

展示されている小道具がどの映画に使われたかがパネルに書いてあるのですが、私はそこまで映画オタクではないのでわからないものも多くありました。実際、この上の二つの写真はどの映画のものか忘れてしまったのですが、かっこいいなとおもって写真は撮りました。もし、知っている方、見覚えのある方は教えてください。

 

有名な映画の小道具もかなりありました。スパイダーマンやバッドマンといったアクション系のものからホラー系のものもありました。一応ホラー系のものはかなりグロテスクだったりするので、入口には暖簾がかかっていて、子供や心臓の弱い方、ホラーが苦手な方は入らない方がいいという注意書きがありました。私は楽しんだのですが、グロテスクな小道具は心臓や血がリアルだったりしたので、ずっと見ていることは気持ち悪くなるからできないかなという感じでした。

 

私が映画の小道具の中で感動したのは2つあって、まずひとつ目はパリーポッターシリーズの杖と眼鏡!

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ハリーポッターシリーズの小道具

メガネはハリーポッターと賢者の石でつけていたものらしく、杖はハリーポッターと不死鳥の騎士団でハリーがディメンターに襲われたときに使ったものです。

実は、最近までフランスのNetflixではハリーポッターが視聴可能で、見ていたのもあり記憶にあたらしかったので興奮しました。特に不死鳥の騎士団は私のお気に入りなのでその小道具を見ることができて嬉しかったです。

 

もう一つ感動した映画の小道具はジュラシックパークの恐竜です。

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ジュラシックパークの恐竜

見たことある方はわかると思いますが、この恐竜はトリケラトプスで、ジュラシックパークの1作目に出てきます。このトリケラトプスは病気で弱っていて、主人公たちがさわって、声をかけるのです。とても印象的なシーンで記憶に残っています。

このトリケラトプスジュラシックパークの恐竜はかなりリアルに動くのでその構造が気になっていたのですが、このトリケラトプスを製作する様子の映像がこのミニチュアシネマ美術館では見ることができるので、ジュラシックパークシリーズが好きな方はぜひ訪れてほしいです。

 

7の展示場まではこのような映画の小道具が飾られていますが、最後の8と9の展示場ではがらっと変わり、ミニチュアの部屋や道具が展示されています。

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ミニチュアのメトロと劇場

どうでしょうか?

これは私が乗ったメトロと行ったことのある劇場ではなくどちらもミニチュアなんです!壁に埋め込まれた形で展示されており、そこのガラスにカメラを近づけて撮影するとこのようにまるで自分がその場にいるような写真が撮れてしまします。とくにメトロなんて本物みたいに見えますよね。

このほかにもリヨンの織物博物館の内部やフランスの一般的なリビング、リヨンのブションといったミニチュアがありましたが、どれも細かい細工が施されており、細部まで丁寧に作られていました。目を凝らしてみないと気づかないようなものもたくさんあり、これを作るには膨大な時間とかなりの集中力が必要だなと思いました。私にはその二つがあっても手の器用さがないので無理なのですが…。

このミニチュアの中で驚いたのが日本の鞍馬寺の内部を再現したミニチュアがあったこと!

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鞍馬寺のミニチュア

鞍馬寺に行ったことはないので、どこまで忠実に再現されているのかわからないのですが、かなり細かかったです。残念ながらこの写真には写っていないのですが、この写真の右側に筆で書かれた垂れ幕があり、筆で書かれた日本語を忠実に再現していることに驚きました。目を凝らして読んでみようと努力したのですが無理でした(笑)

日本に帰ったら、実物を見に行ってみようと思います。

 

まとめ

リヨンに来てから、周りのフランス人の友人がこの美術館はおすすめと言っていたので、ずっといきたいと思っていた場所に行けて満足でした。みんながおすすめと言ってくるだけあって、貴重な小道具、細かいミニチュアというとても充実したおもしろい美術館でした。私もこの美術館をおすすめします。

今回、私が紹介した以外にもMIBやターミネーターなどの有名映画や、私が知らない有名映画(笑)の小道具もたくさんあったので、特に映画好きの方は楽しめるのではないかなと思います。

また、この美術館は旧市街にあるということもあり、建物自体がかなり歴史のある可愛らしい外観をしたものになっていて、中に入るだけでもかなりおもしろいと思います。

この美術館にはアトリエもあり、映画の小道具を再現したりもしているようです。そのアトリエの一部も公開されていたので、面白かったです。

このブログでミニチュアシネマ美術館を楽しんでいただけたでしょうか?

フランスに観光に来る方はぜひリヨンにも訪れて、ミニチュアシネマ美術館に来てみてはどうでしょうか?また、映画付きの方は、リヨンはオススメです!なんといってもシネマトグラフを発明したリュミエール兄弟の出身地でリュミエール美術館というシネマトグラフの発明過程やそれに関連する展示がされている美術館もあるので!

また、行くことができなくても、私のブログでフランスやリヨンの雰囲気を感じていただければと思います。

また、これからも様々な美術館に行き、その都度レポートできればと思っています。

では、また!Au revoir!

 

さき