光の街とわたし

フランス・リヨンでの留学生活

フランスに住んでいて困ること:日常生活から大学ライフまで

Bonjour! みなさん、こんにちは。

今日はフランスで生活する中でこれ困るな、日本の方がいいなと思うことを紹介していこうと思います。

フランスに来る前は日本での不満がたくさんあって、絶対フランスの方の生活が気にいると謎に思っていたのですが、今はほんとうにハーフハーフです。

つまり、フランスでの不満が思ったよりも多いということですかね。

わたしが日本では想像がつかなった海外での生活の様子を少しでも知っていただけたらと思います。

では、On y va!

フランスの郵便配達制度

まずはこれですね。わたしが一番文句あることです。

フランスでは配達してもらえる荷物は基本的にEMS(国際スピード郵便)で送られたものなどの速達などしか配達されないのではないかと思います。わたしは日本からの字物はSAL便(エコノミー航空便)で送ってもらっているのですが、こちらはほんとうに配達されません。どうするのかというと、荷物が届いた配達された郵便局に保存されるので自らそこに取りにいきます。基本的に自分の家の近くの郵便局へ配達されるのですが、留学生の場合、送られてくる荷物って大量で重いのでいくら家が近いと言っても大変なので、友人と協力しあって運んだりしています。

ただ、取りに行くだけならここまで文句は言わないのですが、フランスの郵便局は不在通知や郵便局に荷物が届いたという通知すらくれないのでそれが一番嫌いです。

荷物がいつ届くのかいちいちホームページで追跡番号を打ち込んで確認する必要があるのでめんどくさい。しかも15日保管して取りに来なかったら日本に荷物が送り返されてしまうので本当に注意が必要なんです。

日本の郵便制度に本当に感謝します。配達員さんありがとうございます。

 

日照時間の短さ、そして寒さ

これは地理的にしょうがないことかもしれませんが、日照時間が短いのが本当に悲しいです。日が暮れると気分まで落ち込み、行動力も落ちている気がします。そして朝晩はとても寒いのでどうしても暖かい家の中で映画をみるということに走りがちになります。

留学中なのでできるだけ活発に行動しようと思っているのですが、寒さと暗さにはなかなか勝てない気がします。特にわたしは広島出身で瀬戸内海気候という日照時間が長く比較的温暖な環境で育っているということもあるかもしれないですが。

しかし、これから冬本番!朝8時に日向ぼり、夕方4時には日が沈むという日常がこれからやってくるので、乗り越えられるように頑張りたいと思います。

 

サービスの遅さ・不親切さ

これは日本が良すぎるというのもありますが、フランスはちょっと雑すぎるところがあるかなと思います。公的な手続きもかなり遅いです。わたしはフランスの国民保健に加盟を申請して2ヶ月くらいはたつと思うのですが、最近ようやく申請が許可されました。そしてまだ保険証は届いてない状態なので早く届いて欲しいですね。こんな感じでフランスの手続き系はとてもゆっくりです。

あとは、銀行に行ってもデスクに誰もいない状態だったり、大学の事務に行っても人がいなかったりとかなり時間にルーズです。

あとはフランス人のやり方は日本人からするととても非効率に思えます。例えば、大学でテストがあった時、答案用紙がそれぞれの名前が既に印刷されているものだったのですが、それを配布するのに100人近い生徒を全員前に集合させ、いちいち学生証を確認してはいふするという方法で、それだけに20分以上使うのを見て、もっと効率いい方法あるだろとおもいましたね、それぞれの名前を呼ぶとかしたほうが早かったようにおもいます。

フランスの働き方はストレスフリーですし、女性が活躍できる働き方なので尊敬するのですが、もっと効率よくやってほしいですし、スピードを速くしてほしいですね。

 

人種差別

フランスに来てから、アジア人なので、歩くたびに振り替えられることは多々あります。やはり、リヨンではアジア人の数は少ないので珍しいという理由からジロジロ見られることもあります。

見られることは問題ないのですが、本当に稀なのですが、移民や外国人嫌いだと思われる人に何もしていないのに突然罵られることがあります。

また、何かしらサービスを受けるときに冷たい対応を取られる場合があります。特に多いのが寮の手続きや銀行での手続きの場合。日本語でも大変な手続きをフランス語で行わないといけないのに、だいたい対応が冷たく、あしらわれることが多いです。最初はすべての人に対して冷たい対応なのかと思ったのですが、フランス語が喋れない人やアジア人に対して冷たい場合が多く、わたしにはとても冷たい対応なのにその後の欧米系の留学生やフランス人には丁寧に対応するので本当に気分が悪くなります。

やはりフランス語がしゃべれないと冷たくあしらわれることがあるのはとても悲しいです。

 

大学の教室システム

これは大学生活でのことでの不満なのですが、いつも教室が変わる授業があり、それを毎回毎回、自分で確認する必要があることです。なぜ毎週行われているのに、毎回教室が変わるのかが不思議でたまりません。

また、最初にアナウンスされていた教室で別の授業が行われているので、隣の教室でやろうとかそういうこともあるので、ルーズすぎて笑いが出ます。

いかにもフランスという感じです。

 

まとめ

こんな感じでいろいろ挙げてみました。

たぶん、これ以外にも困っていることはあるのですが、今はこれくらいにしておこうとおもいますww 

ただ、このような困ったことも留学の醍醐味というか、海外で生活する上で気付くことが重要なのかなと考えています。日本の素晴らしさにも気づきますしね。

将来、海外で生活してみたいと考えていたのですが、今ではそれがわからなくなるほど、フランスでの不満はありますし、日本に帰りたいと思うこともたくさんあります。いろいろな海外生活ブログなどありますが、実際に生活してみないとわからないものだなと思いました。

ただ、楽しいことももちろんありますし、フランスのここがいいと思うところも本当にたくさんあります。これからも生活していく中でフランスでの悩みも増えるかもしれませんが、同時に良いと思う点も増えていくと思うので、とりあえずポジティブに楽しんで生活していきたいなと思っています。

 

では、また!Au revoir!