光の街とわたし

フランス・リヨンでの留学生活

フランスの挨拶方法「ビズ」について;方法やシチュエーションを解説!

Bonjour! みなさん、こんにちは。さきです。

あっという間に11月ですね。はやい!もうちょっとで1年が終わってしまうなんて信じられない。2019年残りも楽しみましょうね!

 

さて、今日はフランスの挨拶方法である「ビズ」についてお話ししていこうと思います。フランスではビズでのあいさつがかなり普通なのですが、日本人からすると抵抗がある行為ですよね。

わたしはこのバカンスで出会った多くの人とビズをしたので、その感想含め、ビズについて詳しくお話しできたらなと思います。

では、On y va!

 

ビズとは?

ビズというのがどういうものなのか分からない人もいると思います。また、名前だけでは想像できない人もいると思うので、まずはどういうものかという説明から。

ビズ(la bise)とは人と会った際に頬と頬を軽く触れ合わせて挨拶することで、頬を合わせる際に相手の耳元でリップ音をならします。

ビズは英語に訳すとkissになるのですが、実際に口が頬に触れることはなく、悪魔でも音だけ鳴らします。

 

ビズをするシチュエーションは人にあったとき。友人や家族にしますし、初対面の人にもします。

女性と男性でするといった決まりはなく女性同士や男性同士でもビズをします。

 みなさんかなり日常的にビズをしていて、街中や大学内でもしているのをよく見かけます。

一度、大学のイベントでマイクを持った人がビズをしたためリップ音が響き渡っていたことにはすこし笑いが出ましたが(笑)

ただ、私たちは日本人なので、フランス人も日本人はあまり人に触れないことを知っているので、気を使ってあまりビズをしてこない場合があります。

パーティーや友人を紹介されたときなどフランスに滞在すればビズをする機会は必ずあります。ビズを断ってしまうと相手との距離ができてしまったり、愛想のない人だと思われたりします。最悪、相手が傷つく場合もあるほどフランス人にとってビズは大切な文化です。

フランス人の多くが日本人にビズをする際に、ビズをしてもいいか聞いてくれたり、すこし間を置いて大丈夫か確認してくれることが多いので、初めてビズをする際でも怖がることなくできるのではないかと思います。いっそのこと初めての時は、「私初めてなの」と伝えてもいいと思います。みなさん嫌がらずにエスコートしてくれると思いますよ!

できるだけ、恥ずかしがらずにビズにチャレンジしてみてくださいね!

ビズのやり方

相手の体を軽く引き寄せ(肩や腰に軽く触れる)、頬を片方ずつ相手の頬に触れさせます。そのときに「チュッ」と音を出します。

地域によって左右どちらの頬からやリップ音の回数など決まりがあるそうです。

基本的には相手がしてきた方から頬を触れさせれば良いと思います。

 

フランス24のビズを説明した動画があったので載せておきます。 

youtu.be

実際にビズをしてみた感想

わたしは、このバカンスで友人を紹介してもらう機会が多く、たくさんビズをしました。

初めてビズをした時、ビズという文化や方法は知っていたのですが、やはり頬と頬を触れ合わせるという行為はなかなか抵抗があり、すこし躊躇してしまいました。

しかし、2回、3回とやっていくとかなり慣れます。

顔や体が近づくことについて抵抗などはなくなってきますし、なにより相手はフランス人でビズを何度も経験している方々なので身を任せれば何も問題ありません。

日本人からすると、人と近距離で接することは日常的にないですし、恥ずかしさがあると思います。ときによっては失礼になるため、ビズを見聞きするとかなり違和感というか抵抗があるかもしれません。極端に言うと気持ち悪いと思う方もいるかもしれません。私もフランス語の授業でビズの話を聞いたときはかなり違和感を覚えました。

ただ、フランスでビズを体験してみてですが、ビズをすることで初対面の人でもかなり近づけた気分になり、壁がなくなる感じがしました。初対面の人と仲良くなれた気がして、気持ちがいいですし、人との触れ合いは気分を高めてくれるように感じました。ビズというのは人と近づき、仲良くなるためにはよい挨拶の方法だと思いましたし、フランスでは文化として築きあげられてきたのだと思います。

また、フランス文化を体験できたことがうれしかったという気持ちもありました。そのため、ビズを経験できてよかったなと思っています。

 

まとめ

私は初めてビズをする前やフランスに来る前にシュミレーションでビズの練習をしていましたwww

なので、ぜひみなさんもビズの練習をしてから、機会があったときに恥ずかしさなどを捨てて、ビズをしてみてはどうでしょうか。フランス文化をぜひ体験してみてください。

 

では、また!

Au revoir!

 

さき