光の街とわたし

フランス・リヨンでの留学生活

Bugeyへのpetit voyage!:フランス留学生活

Bonjour! みなさん、こんにちは。さきです。

今日はリヨンからバスで1時間半ほどの郊外の地域であるBugeyに行ってきました。

その様子をみなさんにシェアしたいと思います。

 

今回、Bugeyに行くにあたりお世話になったのがLyon Internationalという団体で、リヨンの留学生を支援している団体です。普段は主に留学生と現地の家族が交流できるように仲介する団体で、地元の家族の家で食事会を行うなどの活動をしています。

 

今日、催されたBugeyに行くツアーは留学生と現地の家族が家での食事会を行う前に交流をするためのもので、留学生と現地の家族、Lyon Internationalのスタッフで行きました。

このイベントはLyon Internationalに登録している方にメールが届き、そこからチケットを応募するようになっており、当初は100名限定とういうこともあり、私はそのチケットを変えませんでした。しかし、システムエラーで最初の予約がすべて取れていない状態だったためもう一度募集をしますというメールが届き、今度は買うことができました。幸運でした。

 

ツアーは2019年10月13日(日)の8時半にBellecour広場に集合し、バスでBugey地域に行くというプランで、料金は20ユーロでした。

まず、Cerdonという村に訪れて、ハイキングを行なった後に、スパークリングワインのテイスティングをし、ピクニックをした後、Jujurieuxという街にある「Soieries Bonnet」という元織物工場の美術館を見学し、18時にリヨンに帰るというものでした。

 

では、さっそく早起きして出発です。

ちなみに今回私はリヨンに来て初めて車という乗り物に乗りました(笑)

リヨンをでて、30分くらいしたらもうこのような田舎の景色が広がります。

 

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リヨンの郊外

朝日があたってずっと暑かったのですが、いつかこのようなただっぴろい平野の中で寝っ転がって本を読む時間をつくりたいなと思いました。

 

一時間ほどバスは走り、1つ目の目的地であるCerdonという小さな村に到着。

バスに乗っていた50人ほどと自家用車で来た現地の家族の方が合わせて100名ほどいるため、2つのグループに分かれてハイキングを行いました。

私は1つ目のグループを選択。その理由は、今回人数制限もあったということで一人での参加になり、その場で仲良くなった日本人と中国人のグループについて行くことにしたからです。

ハイキングはすこし険しい丘を登りました。道には砂利が多く、滑りそうになり危険でした。(降りる時はもっと大変でした)

ただ丘を登った先にはこの景色

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Cerdon

きれい!きれい!きれい!C’est très très très beau!!

疲れも吹き飛びました。

 

ハイキングの後はバスが到着したとこまで戻り、Cerdonのワインのテイスティング

地元のワイナリーの方がワインとおつまみを用意してくれました。まあフランス人の大好きなアペリティフ(食前酒)のような感じでした。

みんな外で気軽に呑んで、話してという感じです。

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白とローズのスパークリングワインを合わせて3杯呑んだのですが(ワイナリーの方気前がいい)個人的にはローズがとても好きでした。癖がなくて飲みやすく、甘みがあって下手するとずっと呑んでしましそうな感じでした。テイスティングの際にワイナリーが家族経営なのか、子供がワインを継ぐお手伝いをしているのを見て、田舎を感じました(笑)日本の田舎でも法事の時とかお酒つぐのやらされていたのを思い出しました。子供たちは可愛かったです。

 

テイスティングをしている時にリヨン在住の優しそうなご夫婦が声をかけてくださり、11月の初めに自宅で食事会をしようと誘ってくれました。よい出会いでした。そしてマダムの作る地元の料理も楽しみです!

また、個人的には仲良くなった中国人留学生2人がおつまみをたくさん食べていたのが面白かったです(笑)

 

テイスティングの後はピクニック!フランスではピクニックというと外で食事をするという意味だけでなく日本語で言う「お弁当」という意味も含まれます。そのため今回のイベントの詳細には「N’oubliez pas votre pique-nique(お弁当を忘れないでください)」という注意書きが書いてありました。

天気は最高でピクニックはとても楽しかったです。

近くにLyon Internationalのおえらいさん?が来て、「いつでも連絡してね!現地の家族を紹介するわよ!」とか「2月に大きなパーティーがあるから来てね!」とか言ってくれました。みなさん50、60代(中には70代)くらいの年齢の方なのにほんとうにお元気で、テンションも高くて面白かったです。

 

ピクニックの後はもう一度バスに乗り、次の目的地であるJujurieuxに向かいます。

そしてついた先がここ!

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この街は織物業が盛んだったらしく、元々この街にあった工場が現在はその歴史を残す美術館となっています。リヨンが絹織物で有名な場所なので、その郊外の地域であるBugeyも織物が有名なのですね。

私は今まで、日本やネパールで織物工場の見学や機織り体験をしたことがあったので、フランス語での説明は少し難しかったですが、予備知識もあったおかげでまあまあ理解することができました。また、周りのマダムやムッシューが優しい言葉でフォローしてくれるのもありがたかったです。

このSoieries Bonnet美術館は元々は近くに小学校や教会があり、工場が街のようになっていた巨大な機織り工場で、多くの家族が働いていました。第二次世界大戦後は都市化が進み、衰退していきましたがさまざまな生地や柄を作ることができたようです。

美術館内部には美しいドレスが飾られていたほか、機織り機がいくつもありました。

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美術館内部

ファッションにはあまり詳しくないのですが、フランスのモードやオートクチュールに影響を与えたそうです。

 

こんな感じで、Bugeyへのツアーは終了し、リヨンへと戻りました。

帰りの景色も綺麗だったのですが、ハイキングをしたのと大量のフランス語をきいたせいでかなり疲れたので寝てしましました(笑)

 

このツアーは留学生と現地の家族が会うことができ、共にフランスの景色や文化を楽しむことができるとてもいいイベントでした。

今度、11月の初めにお家に招いていただけるのが楽しみです。

また、留学生同士の交流が深まるのもいいポイントでした。

私が通うLyon3の学生は私だけで殆どがLyon2の学生でした。しかし、中国人やインドネシア人、アメリカ人、スペイン人といった多様な国の留学生と交流ができました。特に中国人のことは仲良くなり、ツアーのあとにご飯を一緒に食べに行きました。また週末に遊ぶ予定なので楽しみです。

 

こんないフランス を満喫できたのは留学に来てから初めてだったので楽しかったです。もしリヨンに留学に来られる方はぜひLyon Internationalに登録をしてイベントに参加してみてください!

Lyon Internationalのホームページはこちら↓↓↓

www.lyon-international.org

 

また、フランスに来られる方はぜひ田舎の景色を楽しんでくださいね!

とてもきれいです。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

ではまた!Au revoir!

 

さき