光の街とわたし

フランス・リヨンでの留学生活

私が留学先にフランスを選んだ理由:海外留学を考えている方へ

 

Bonjour à tous! みなさん、こんにちは!さきです。

今日のリヨンの最高気温は24度と涼しいです。少し肌寒いくらい。あったかいコーヒーがちょうどいいです。

 

さて、今回は私が留学先としてフランス、そしてリヨンを選んだ理由をお話ししたいと思います。

今後、フランスへ留学を考えている方、もちろんその他の国へ留学を考えている方、フランス語や英語など語学を学んでいる方、異文化に興味のある方などなど、様々な方の参考になればと思います。

あと、私が留学を振り返るための資料としても大事なので‼︎!

お付き合いお願いします。

 

 

 

留学する理由

まず、なぜフランスかということの前に、なぜ留学をするのかということからお話ししたいと思います。

 

私は高校生の頃から海外や留学というものに大きな憧れを抱いていました。

もともと洋楽が大好きで、Taylor SwiftやOne Directionといったアーティストの方々の曲をよく聴いていました。海外のコメディドラマも大好きでNHKで放送されていた「iCarly」や「Victorious」を見ていましたし、今でも「フルハウス」や「フレンズ」が大好きです。

このような趣味を持つ私が海外(特にアメリカ)に憧れを抱くのは当然のことで、海外に行きたい!英語を勉強したい!と常日頃から思い、英語の勉強に励んでいました。

高校2年生の時、約2週間のカナダ・バンクーバーへのプチ留学に参加し、全てが目新しい海外での生活を送り、留学っておもしろい!と思いました。もちろん2週間なので、辛いことがある前に帰国するし、楽しくて当たり前なのですが、この2週間のプチ留学をきっかけに今度は長期の留学にチャレンジしてみたいと思うようになりました。

 

このように私が留学したいと思った理由は、1.海外が好きだから、2.異文化交流が楽しいから、3.毎日が発見だから、という単純なものです。決してこんな夢があるからとかそういうものではありません。

しかし、子供の頃からスポーツとか芸術とか何も続かず、何事にも弱気な私が、中学生の頃から海外に興味を持ち続け、高校生の頃からずっと「留学をしたい!」という気持ちを持ち続けたのです。これは私にとって留学というものが人生の中で重要なものであるということだと思いました。

留学生活って毎日がチャレンジだし、海外で生活するというレアな経験ができるとても有意義な時間だと考えています。留学が自身の成長につながるかは自分次第ですが、十分に成長できる環境に身を置いていることは確かで、自分がどれだけそのチャンスをモノにできるか、日本で経験できないことをできるかが、留学の意義だと考えています。

 

わたしは留学をする理由はなんでもいいと思っています。

ただ留学をするからには、ちゃんと目標を持ち、計画性がないとダメです。

留学をしたいと思っているなら、しよう!

だけど、ちゃんと目標を持とうねということであります。

 

ちなみに私の目標はフランス語のレベルの向上(C1-英検の準1級くらい?)とフランス人の友達を作り、自分の興味のあること(政治など)についてフランス語でディスカッションすることです。あと、留学中に旅行をたくさんして、目新しいことにチャレンジすることです。

この目標を達成するために、授業が始まったら、いろんな人に話しかけようと思ってます。私の留学もこれからがチャレンジです。このブログで見守っていただければと思います。

 

フランスを選んだ理由

さて、なぜ留学をするのかということを長々と話しましたが、ここまで読んでくださった方は、「え?なんでフランスなの?アメリカじゃないの?」と思っているはず。いや、本当にそうですよね。私も高校生の時はアメリカに行こうと思っていましたし、大学1年生の時もそう考えていたかも…。

じゃあ、なぜフランスなのかということについて今からお話ししたいと思います。また長くなると思うのですが、読んでいただけると幸いです。

 

私がフランスという国に興味を持ったのは高校3年生の時。フランス人留学生のホストファミリーを10ヶ月したからでした。彼女は私と同い年の高校3年生、18歳。この時点で、私は同い年で長期の留学に挑戦している彼女を尊敬しました。

彼女が日本に来た理由は、父親が仕事で日本によく来ており、その話を聞く中で、日本文化に興味を持ったからでした。当時の私は留学をするにあたって明確な夢がなくてはいけないと考えていたため、新鮮であるとともに驚きでした。このことから留学というものに強く大きい夢は必要ないのだなと思うようになりました。そして留学にいきたいという願望は強くなりました。

また、彼女と生活をともにする中で、簡単なフランス語を学んだり、フランスの文化に興味を持つようになりました。ただ、この時点ではフランスに留学しようとは考えていませんでした。

 

その後、私は大学生になり、大学でフランス語を第2外国語として学び始めました。フランス語を始めるまで「フランス語はとても難しいよ!」と周りの人から言われていたのでかなり身構えていたのですが、私にとってフランス語を勉強することはとても楽しいことでした。もともと、英語が好きで、語学を学ぶことが好きなのだとは思います。

また、私は大学で国際関係学を専攻しているのですが、その中でフランスはとてもおもしろい国だなと思い始めました。世界のトップに立つことはないものの、フランス革命以降、主権国家として常に先を進み、現代でも世界の流行や考え方、概念に対して強い影響力を持つ国だと思っています。さらに、フランスは多文化国家ですが、アメリカやカナダなど文化が混ざり合う多文化と違い、同化を求める多文化国家というところにも興味を持ちました。

 

このような形で、私はフランスという国に興味を持ち、住んでみたい!留学したい!と思うようになりました。もちろん、アメリカやカナダ、オーストラリアといった国に留学することも考えたのですが、あわよくばトリリンガルという考えがあったもので(笑)あと、ヨーロッパを旅行したいという野望もあったので(笑)

 

実際にフランスに来て1週間と少し。フランスという国はとても面白くて、毎日が発見です。そのため今のところ後悔などはありません。

パンなどフランスの食は美味しいですし、周りから発音が美しくて、自分が大好きなフランス語が聞こえてくるこの環境はとても心地がいいです。

 

私がフランスを選んだ理由はこのようなものですが、例えば、国連に入りたかったり、フランス文学に興味があったり、パティシエやシェフになりたい方は私よりもフランス文化に興味があると思いますし、フランスに留学したいと思っていると思います。そのような方はぜひフランス留学考えていただきたいです。

また、私のようにフランス語を勉強していて、楽しいなと思っている方やフランスという国に興味があるという方もぜひ考えて欲しいと思います。

 

留学のあり方は人それぞれだし、必ずしも英語圏という必要もないと思っています。逆に英語圏ではない方が、他の人と違うおもしろい留学経験ができると私は考えています。フランスやその他のヨーロッパの国では英語で留学することも可能です。この機会に留学先には様々な選択肢があることを考えていただければと思います。

 

リヨンという街を選んだ理由

最後に、なぜフランスの中でもリヨンを選んだのかということをお話ししたいと思います。これは、主にフランス留学を考えている方に参考になればと思います。

 

私がフランスに留学すると決めたのは大学2年生の春でした。その時点で、大学の交換留学に応募しようと思っていたのですが、その中でフランスの留学先にもいくつか候補がありました。それはパリ、マルセイユボルドー、リヨンでした。

まず、パリに関しては自身の語学力が足りないことを理由に断念しました。また、物価も高いため、パリで生活するというイメージが強く持てませんでした。次にマルセイユですが、数年前に大きなテロがあったことや、交換留学の枠が1人と狭かったことから対象外となりました。(ただ、マルセイユは留学中に訪れたい都市ではあります。)

そして、残ったのがボルドーとリヨンでした。

ボルドーの交換留学先はScience Poとよばれる政治学院で、自分が興味あることが学べると考えましたし、ワインもおいしいだろうなと思いました。そのためかなり迷いました。ですが、最終的にリヨンに決めました。

 

リヨンを選んだ理由としては、様々ありますが、ここでは主な3つを紹介します。

まず第一に都会に住んでみたかったことが挙げられます。私はフランスの多文化社会に興味があったので、その点でボルドーよりも都会で移民の多いリヨンの方が適していると思いました。

第二に、派遣大学内に英語の授業がたくさんあったためです。私はあわよくばトリリンガルを目指しているということもあり、フランスでも英語の勉強をしたいと考えていたため、リヨンの大学の英語の授業の豊富さは魅力的でした。また英語の他にも多様な言語の授業があったことが魅力的でした。

そして、第三にホストファミリーをしていた留学生の実家がリヨンから近かったためです。近いとは言っても来るまで一時間ほどはかかるのですが、彼女の実家を訪ね、家族と会いたいという考えがあったので、リヨンは最適だと考えました。

 

これらが私がリヨンという街を選んだ理由です。

ただ、これは私の場合であり、ある人はパリに強い憧れを抱いているからパリだとか、海に近いとこがいいからマルセイユとか人それぞれだと思います。そのため、私がリヨンを選んだ理由はあくまでも1つの参考になればと思います。

 

まとめ

長くなりましたが、私が留学を決断し、フランスそしてリヨンを選んだ理由がお分かりいただけたでしょうか。

私も改めて自分が留学しようと思った理由などを振り返ることができ、この記事をかいて良かったと思っています。

今後、フランスで留学生活を送る中で、新たな発見やチャレンジが数多くあると思いますし、目標達成に向けて努力していきたいと思っています。そんな留学生活をこのブログで発信していきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。

 

さき