光の街とわたし

フランス・リヨンでの留学生活

フランス学生ビザの取得方法を徹底解説!:フランス留学生活(交換留学の場合)

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Bonjour! みなさん、こんにちは。さきです。

昨日、ついにずっと手元になかった学生証が手に入りました!

これでいろんな手続きもできるし、学割も使えるのでひと安心です。

 

さて、今日はフランスに交換留学をするために必要な学生ビザの取得方法についてご説明していきたいと思います。

ビザを取得する際において必要な書類や気をつけることをまとめています。

ぜひ参考にしてください。

 

 

 

Campus France への登録

 

3ヶ月以上フランスの高等教育機関に留学する場合、必ず “Étude en France”というフランス政府公式の留学支援機関であるCampus Franceに登録する必要があります。

これは交換留学や専門職学校への留学に行く方も行う必要があります。

ただし、ワーキングホリデーや中学・高等学校への留学には必要ないのでご注意ください。

Étude en Franceの手続きは受け入れ機関がすでに決まっている場合と受け入れ機関の登録申請を希望している場合、またフランスのバカロレアを4年以内に取得している方とで登録方法が異なります。

今回、このブログでは大学の交換留学の手続き方法について説明していきたいと思います。

その他の方法での留学の場合、手続き方法が異なるので、Campus Franceのホームページを参考にしていただければと思います。

www.japon.campusfrance.org

 

Étude en Franceの手続き方法;交換留学の場合

まず、交換留学では、個人留学の際に必要なCampus Franceでの面接が免除されるとともに、手続きにかかる料金が減額され、15,600円となります。(2019年9月現在)

 

手続きは大きく分けて3段階あります。

1、Étude en Franceでのアカウント作成、オンラインフォームの入力

2、オンラインフォームの認証後、手続き料金の支払い

3、手続き完了のメール後のビザセクションの申請

 

オンラインフォームの手続きにおいて、

・証明写真

・パスポート

・フランスの教育機関の受け入れ許可証

が必要となります。

これら全ては、英語またはフランス語である必要があります。

日本語の場合はフランス大使館が指定する翻訳機関において法定翻訳を行なってください。

指定翻訳機関の確認はこちらから↓↓↓

jp.ambafrance.org

また、受け入れ許可証には以下の6つが記入されている必要があります。

・留学者本人の氏名

・交換留学であるという説明書き

・登録した教育機関の正式なレターヘッド

教育機関の印鑑

・留学期間(年と日付)

・担当者のサイン

1つでもない場合、手続きが通らないため、しっかりと確認してください。

 

Étude en Franceのアカウント作成方法やオンラインフォームの入力の仕方は下記リンクから詳しく確認できます。

www.japon.campusfrance.org

 

手続きの際の注意点

・アカウントを作成するときに、氏名や出生地は全て英語またはフランス語で記入する必要があります。誤って日本語で入力することがないようにしましょう。

・氏名はパスポートのスペルと同じ表記にしてください。

・オンラインフォームにおいて1500字以内の志望動機を英語またはフランス語で記入する必要があります。Wordなどで作成後、コピーして貼り付けることをおすすめします。

・提出するスキャン画像は300キロバイト以内である必要があります。サイズが大きい場合はスキャンした画像を圧縮するサイトの利用をおすすめします。

smallpdf.com

 

ビザ申請の方法

続いて、ビザ申請の方法について解説していきます。

Étude en Franceの手続きが終わった後に、ビザ申請に進んでいきます。

 

ビザ申請に必要な書類

まず、交換留学の場合、必要なビザは学生ビザ(3ヶ月以上)となると思います。

ビザを取得する際に必要な書類は以下の7点です。

・長期ビザ申請書

・証明写真(背景は白である必要あり)

・パスポート(原本とA4サイズのコピーの両方)

・現金(50ユーロほどの日本円、お釣りがあまりでないようにする必要あり)

・留学先機関の仮登録または登録証明書のコピー

・経済証明書(原本とコピー両方)

レターパック510赤(パスポートが郵送で返却されるため)

*外国籍の方の場合、在留カードまたは外国人登録証明書

 

長期ビザ申請書、必要書類リスト、経済証明書の保証書は下記ページからダウンロードできます。

jp.ambafrance.org

 

経済証明書について

経済証明書に関してですが、1ヶ月あたり、最低615ユーロほどの資金があることを証明しなくてはなりません。

奨学金受給者の場合、支給額と支給期間が書かれた証明書と銀行口座の残高証明書を提出します。

私費留学の場合、80万以上の金額の銀行残高証明書を提出します。

もし、ご両親の銀行口座を提出する場合、保証書と保証人のサインが書かれた身分証明書のコピーが必要となります。保証書は上記のサイトからダウンロードできます。

しかし、私は本人の銀行残高証明書を提出することをおすすめします。

保証書はフランス語で記入する必要があるため、フランス語がわからないと厳しいです。

留学する本人の口座に80万円以上の金額を振り込み、銀行の残高証明書を提出する方が鉄好きは格段にラクです。

銀行の残高証明書は銀行によって1週間ほどかかる場合がありますので、はやめに準備することをおすすめします。

 

ビザ申請の予約方法

 ビザの申請は東京の広尾にあるフランス大使館で行います。

月曜日から金曜日の午前9時から11時半の間で申請を行うことができます。

ビザ申請には予約が必要です。(学生ビザの場合水曜日であれば予約なしで申請可能ですが、混雑するため、予約を取ることをおすすめします。)

ビザ申請は滞在開始日の3ヶ月前から行うことができます。

6月7月は予約が混み合うため、早めに準備しましょう。

 

予約はビザ申請予約システムを利用します。

詳しいビザ申請予約システムのやり方は下記サイトから確認してください。

 

jp.ambafrance.org

 

ビザ申請予約システムはこちら↓↓↓

pastel.diplomatie.gouv.fr

 

ビザ申請の注意点

ビザ申請の予約後、予約票を印刷する必要があります。

予約票がないと大使館のビザセクションに入館できないため注意してください。

 

また、以前はビザ申請をした際に受け取るOFIIの手続き用紙は、現在はオンラインでできるようになったためありません。

OFIIに関しては、このブログで今後詳しい解説をすることを考えています。

 

ビザの申請後、ビザを貼られたパスポートが郵送で届くまで、約1、2週間ほどかかります。出発日のことを考え、早めに行動しましょう。

 

 

 

どうでしたでしょうか。

今回はフランスへの交換留学の際のビザの取得方法をまとめました。

今後も留学に関する手続きについてまとめていきたいと思っていますので、

読んでいただけたら幸いです。

 

では、Au revoir!

 

さき