光の街とわたし

フランス・リヨンでの留学生活

Language Exchange を始めました:フランス留学生活

Bonjour! みなさん、こんにちは。さきです。

私が通うリヨン第三大学では Maison des Langues (和訳:言語の家)という施設があり、そこでは20を超える言語が学べる環境があり、置いてある本などで勉強できるほか、language exchangeをする相手を探せるサイトがあり、そこを経由して自分のパートナーを探すことができます。

今回、私はこのMaison des LanguesでLanguage Exchangeをできる人を探し、今日会ってきました。

 

ここで、簡単にLanguage Exchangeとはなにかを説明すると、その名の通り言語交換です。私の場合勉強したい言語がフランス語または英語で日本語が母国語なので、日本語を勉強したいフランス語または英語のスピーカーを探し、会話をすることで互いの言語能力を高め合おうというシステムです。

ちなみにフランス語ではéchanges linguistiques といいます。

 

今日会ったのは大学一年生の女の子で、ショートカットの似合う可愛らしい方でした。

日本に旅行に来たことがあり、日本語がとても上手でした。ただ、私はフランス語を勉強したいので、フランス語を話しました。

正直な感想としては、彼女は話すスピードが早かったので、聞き取るのがかなり難しかったです。ただ単に私のリスニング力がないのかもしれませんが、かなりついていくのに必死で前のめりになりがちでした(笑)ランチを食べながらだったのですが、サンドウィッチを食べるのを忘れるくらい聞くのに必死でした。

また、話すのも本当に大変でした。これは留学にきてからずっとそうなのですが、1人の時に架空の人物相手にフランス語を話すシミュレーションをするときは言葉が出てくるのに、いざ人を目の前にして話そうとすると頭が空っぽになってなにも出てこない。話そうとするには一から文法を組み立てて、単語を探して、やっとゆっくり発言できるという感じです。

聞くことにも話すことにも集中してエネルギーを使い果たすので、今日は疲れました。ただ、この疲れは留学ならではという感じで、いい経験だと思います。

 

今日は、日本で私にフランス語を教えてくれていたフランス人の教授にも会うことができました。彼は、私の日本の大学の准教授でフランス語の先生なのですが、現在、研究のために夏から1年間リヨンに滞在しています。ほぼ同じ期間の滞在なので、本当に奇跡だし頼れる存在だと思っています。

そこで、先生が話してくれたことは、外国語で話すと頭が真っ白になるのはそれが普通ということでした。彼は日本語と英語がペラペラで、今までに日本への留学なども経験しているため、その言葉がかなり私に響きました。

「留学中に限らず、外国語で人と話すときは頭を使うし、真っ白になるけどそれは当然で、その経験をしていないということは言語を学ぶ上でなにもやっていないということ」

これを聞き、私はまた前に進む勇気が出ました。

頭真っ白になって、疲れるし、すこし恥ずかしい思いやみじめな思いもするけど、やっぱり言語は面白いし、様々な国の人と触れ合うことは自分の世界を豊かにします。自分の経験値を高め、成長するためにこの時間は大切だと思うので頑張りたいと思います。

 

今日、Language Exchangeをした後は少し気分が下がっていましたが、先生と話してやる気アップ状態なのでどんどんアクティブに行動していこうと思います。

今日会った一年生の女の子とは毎週水曜日に一緒にランチすることになりました!

明日も別の学生とLanguage Exchangeをするために会う予定ですし、言語交換をしたい人が集まるSoirée (パーティー)にも行く予定です。

 

留学が始まって1ヶ月半ほどたちましたが、これからが本番だなという感じです。

少し今までが消極的だった分、頑張ります。

 

読者の方で留学を経験した方やこれから経験するという方、言語を学んでいるという方、皆さんの体験を知りたいのでコメントお待ちしています。

では、また! Au revoir!

 

さき