フランスの学生寮について!設備や入居方法や家賃は?:フランス留学生活
Bonjour! みなさん、こんにちは。さきです。
今日はフランスの学生寮についてお話ししたいと思います。
わたしは現在、学生寮に住んでいるのですが、フランスの学生寮の仕組みは日本とは少し違います。
また、家賃や入居方法も気になる方がいると思うので、説明していきたいと思います。
では、on y va!
フランスのCROUSの学生寮
日本では学生寮はそれぞれの大学が独立した建物を所有していますよね。〇〇大学学生寮みたいな感じで、そこの大学の学生のみ入居することができます。これがスタンダードですよね。
フランスはこれとは少し違って、大学が独自で所有する寮はありません。
フランスにはCROUSという日本の大学生協のような機関があり、そこが運営する寮に入ります。このCROUSは大学内で食堂も経営しています。
CROUSの寮は留学生だけでなくフランス人も住むことができ、家賃もとても安いです。寮によりますが施設も充実していて、私の寮はキッチンのみが共用で、その他バスルームなどはすべて個別になっています。中には全て個別のところもあります。
また、寮内にはコインランドリーや勉強ルーム、テレビルームがあり、庭にはバスケットコートやベンチがあってとても充実した生活を送ることができます。
寮にもよるかもしれませんが、新学期にはウェルカムパーティーがあるので楽しいですよ!
そして、CROUSの他にも民間の団体が運営する私立の学生寮があります。こちらも特定の大学のものではなく、様々な大学の学生が混じって生活することになります。また、フランス人も入居るすことができます。
家賃について
CROUSの寮の場合、家賃は安いです。リヨンの場合、月に270€(約32000円)ほどが相場だと思います。中には300€超えるところもあると思いますが、日本と比べると各段に安いですよね。
民間の学生寮の場合、CROUSよりも高くなります。リヨンだと月に400€から500€ほどはかかります。
ただ、フランスのいいところは、学生の家賃保証制度であるCAFがあるところです。このCAFに登録することにより、政府からその人の所得や家賃に応じて何十%が保証され、お金を貰えます。人によってはかなり支援してくれる場合もあるので、たとえ民間の学生寮に入った場合でも日本より安い家賃で生活できると思います。また、学生寮に入らず、普通のアパートに住んできる学生でもこのCAFは受け取ることができます。
入居方法
さて、きになる入居方法ですが、CROUSの場合、CROUSのホームページでアカウントを作り応募することになります。ただ、これがかなり倍率が高く留学生でも跳ねられてしまう可能性が高いです。
競争率が高いのになぜ私がCROUSの寮に入れているかというと、私の場合通っているリヨン第三大学が留学生のためにある程度CROUSの部屋を確保しており、リヨン第三大学の留学生用のホームページで申請することにより、比較的容易にCROUSの寮に入居することができるからです。しかし、この中でも競争率は激しく、6月に始まる応募にすぐに対応しないとCROUSの寮には入れません。
リヨン第三大学のように、大学によって独自のシステムがあったり、なかったりします。また、私はCROUSの正規の応募の仕方はわからないので、ここでは説明できません。
寮に入る方法はネットよりも大学の留学体験談や教授、事務や留学した先輩に聞くことがもっとも確実な方法だと思うので、そちらをお勧めします。
まとめ
さて、フランスの大学生寮について簡単に説明しましたが、どうでしたでしょうか。
フランスは日本よりも家賃が低く、学生への保証制度も整っているので、とても学生が生活しやすく、勉強しやすい環境だと思います。
大学も公立で、授業料も無料なので学生にかかる負担がかなり少ないです。
日本ももっと学生への負担が無くなればいいんですけどね。
今後、寮の内部の詳しい様子やCAFの申請方法について紹介していきたいと考えています。
また、ご覧になっていただけるとうれしいです。
では、また!Au revoir!
さき