光の街とわたし

フランス・リヨンでの留学生活

リヨンで1ヶ月生活してみて気づいたこと:フランス留学

Bonjour! みなさん、こんにちは。さきです。

9月24日で、わたしがフランスに来てから1ヶ月となりました。

本当に時が流れるのは早く、ブログでもっと書きたいことはあるのですが、持ち前の怠け者気質&手続きに追われる忙しさでぜんぜん書けてません…。

これからはもっとブログを頻繁にあげれるように努力します。

 

今日は、フランスに来て1ヶ月。生活の中で気づいたことをどんどんあげていこうと思います。

フランスと日本の違う点や、気に入ったところ、少し気になることを話していこうと思います。

これからフランスに観光や留学に来る方に見ていただきたいのと、わたしが留学生活を振り返る時にいい資料になるかなと思ってます。

では、On y va!

 

 

フランスでの気づき(プラス面)

まず、フランスに来てフランスのここがいいなと思ったところを上げていこうかと思います。

時間がゆっくり&休日がたくさんあること

わたしがフランスに到着した時はちょうどバカンスが終わる直前でした。そのため空港にはバカンスから帰ってきた家族がたくさんいました。テレビのニュースでも「バカンスが終わります!」と大々的に報道していたので、そんなに大きなことなのかと驚きました。

 また、フランス人はバカンス以外にもたくさん休みをとっているなと思います。基本的に日曜日はショッピングモールが開いていないなど、多くのフランス人が休みますし、平日でも今日は仕事がお休みなのかなと疑問に思う人がウジャウジャいます。平日なのに人がたくさんいるので、みんな何の仕事をしてどうやって稼いでるの?と不思議に思っています。

ショッピングモールで買い物したり、カフェで話し込んだり、公園でゴロゴロしたり、スポーツしたり、フランス人の日々の過ごし方は日本人とかなり違うなと思いました。

そして働き方もかなり違います。レジの人とか基本マイペースだし、銀行に行ったら窓口に人いないし、日本人からすると驚きです。日本でやったら絶対おこられる。だけど、日本人が神経質すぎるのかなと思いますよね。

フランスは時間がゆっくりで休みもたくさんあるストレスフリーな国だなと思ってます。人生を過ごしやすい感じです。そこがフランスのいいところだと思います。

 

ちゃんと挨拶をするところ

いや、当たり前じゃん!って思うかもしれないですけど、以外と日本でしなくないですか?友達への挨拶じゃなくて見知らぬ人への挨拶です。

フランスではお店の人には必ずBonjour!と挨拶しないと愛想がない人だと思われますし、失礼になります。 帰るときもMerci!Au revoir! Bonne journée! と声をかけるのは普通です。

わたし、日本にいた時はスーパーのレジのバイトをしてたのでわかるのですが、日本ってレジの人に対して冷たい人が多いし、挨拶どころか無言でお礼も言わない人多くいます。これ、結構寂しいし、不快な気持ちになって、不満も溜まっていくんです。

だから挨拶をすることって重要だし、少し強制的だと思うかもしれませんが、わたしはこのフランスの挨拶の習慣が好きです。

 

カフェのテラス席

これも本当に羨ましいです。カフェのテラス席でおしゃべりの時間。

ほとんどのお店にテラス席があるのも日本から見たら考えられないですよね。歩道のスペースをかなり使ってても(オブジェまで置いてあったりする)誰も文句言わないです。日本だったらクレーム入りそうですけどね。

でもテラス席を設けることができるほど歩道が広い、自転車も通らないというのもポイントかもしれないです。

 

車輪文化

これはわたしの友達が勝手に名付けたのですが、フランスは車輪文化ですね。というのも歩いているといたるところに自転車のステーションやスクーターがあり、多くの人が使っているんです。また、スケボーや自前のキックボードに乗っている人も多いです。公園にはスケボーパークで多くの若者が遊んでいます。

わたしも電車が動いていない深夜に電動スクーターに乗ったのですがとても便利でした。時間制で、アプリにお金を入れて自動で引き落としてくれるので気軽に乗れます。観光客にもおすすめです。

またこれらの車両が歩道を走らず、自転車専用レーンを走るというところもプラスポイントです。歩行者との事故が軽減されますし、歩いてて不安を感じません。

日本で歩道を歩いていると危険な運転をしている自転車をよくみたり、ぶつかりそうになったりするので、日本にも自転車レーンができて欲しいです。

 

日本好き

こちらに着いてから、フランスの人はかなり日本好きだなと感じます。

日本食レストランはかなりあります。中華系より多いのではないかと感じています。基本すしが提供されていますが、日本人がやっている日本食レストランもありそこではラーメンや唐揚げなどがあったので嬉しかったです。

日本の文化も人気だなと思います。以前博物館に行った際にショップに多くの日本のものが売ってあり、展示にそこまで日本のものがなかったこともあり驚きました。特に葛飾北斎は人気ですね。

日本人としては日本の文化を知り、好きになってくれることはとても嬉しいです。これから、交流する際に日本の文化を伝えていけたらと思っています。

席を譲るところ

フランスのカフェで混雑している時、日本だと先に空いている席を探して荷物を置いてから注文をしに行きますよね。この時に荷物がなくならないのが日本のいいところなのですが、フランスではこのようなことが不可能なので、多くの人が席を取らずに注文しに行きます。

この時に席がないのにどうしてお店に入ってみんな座れてるんだろうと思っていたのですが、ある時カフェで席を探している人がいた時に食べ終わった人がすぐに席を空けたんですよね。食べ終わった人が必ず席を開けるこれができたらそりゃ座れますよね。私の場合食べ終わっててもまだのんびりしたいなとか思って席立たないこととかあったので反省しました。

荷物を取らないのも優しさですが、席を譲るのも優しさですよね。フランスのカフェの回転方法が優しさで回っているのだと感じ、感心しました。

 

フランスでの気づき(マイナス面)

続いて、フランスに来て、これちょっとやだなと思ったことについてです。

 

外食が高い

フランスは本当に外食が高いです。

ちょっとしたカフェのハンバーガーでも10€(1200円くらい)しますし、コースで出てくるレストランだとランチでも20€(2400円くらい)近くします。マクドナルドでも7€ほど(840円ほど)かかるので頻繁にいくのをためらいます。

その点、日本は回転寿司や牛丼など安く気軽に食べれるものが多いなと気づきました。

そのかわりフランスではスーパーの野菜やパンは安いので(さすが農業大国!)基本自炊で頑張ってます。野菜とハムを買ってサラダをよく作ってます。今度ポトフも作ろうかと思ってます。

ただ、美食の街リヨンに住んでいるので、美味しいレストランを見つけたいというのも本音なんですけどね。節約しながら頑張ります。

 

歩きタバコ

フランス人は本当によくタバコを吸います。老若男女関係ないです。飲食店のテラス石や大学内でみんな吸いまくります。ただ、タバコの値段は高いらしく自分で作っている人もいます。そこまでして吸いたいのかと私は思いますが、喫煙者の方は気持ちがわかるかもしれませんね。

個人的にタバコの煙や臭いが嫌いとかはないのでそこまで気にしないのですが、歩きタバコやポイ捨てがすごい気になります。前を歩いている人のタバコに火がついてると気になりますし、道には枯れ葉のようにタバコが落ちているので踏まないようにするのが難しいほどです。ところどころ公共の灰皿がちゃんと置いてあるのでそこに捨てて欲しいです。

 

郵便制度

日本から冬服や食べ物をSAL便(飛行機便)で送ってもらったのですが、2週間ほどで届くと思ったら届かず。不在通知もないしどうしたもんかなと思っていたら、自分で追跡番号を専用サイトで入力し、届いている郵便局に直接取りに行かないといけないことがわかり、本当に焦りました。

フランスなので届くのが遅れているんだなと勝手に思っていましたし、まさか配達してくれず、取りに行く制度だなんて思ってもませんでした。重いダンボールを持って家まで帰るの大変でした。

日本の郵便制度や宅急便は本当に素晴らしいですね、配達員さんに感謝です。

 

カラオケがない

フランスのカラオケはバーやパブにある大勢の前で歌うものが主流らしく、いわゆる日本にたくさんあるカラオケボックスがありません。

フランスに留学してきて何して遊ぼうかと考えると、日本ではとにかくカラオケって感じだった人間なので、全然何していいかわからないんですよね。強いて言えばスマホのゲーム?(DS持ってくればよかったと思ってます。)日本とフランスでは遊び方が違うなと思いました。

カラオケって適度なプライベート空間で、大声で歌えて、ストレス発散になりますよね。だから本当にカラオケに行きたいんですけど、ない…。悲しいです。日本でこれでもかというくらいカラオケに行っておけばよかったと思ってます。

信号無視

フランスでは赤信号を無視するのってかなり当たり前です。日本でも大阪とかでは赤信号でも渡るのを見たことがあるのでそんな感じです。青;渡れ 点滅;渡れ 赤;確認して渡れ この標語がぴったりです。

小さい横断歩道だけでなく大きい車通りが激しい道路でも車の流れが過ぎ去るとみんな渡ります。というのもフランスの道路は多くが一方通行になっていて、反対側からくるのは緊急車両くらいです。そのためある一定のタイミングで、赤信号を待っていた車が全て過ぎ去り、車が通らなくなるので、みんな赤信号でも堂々と渡ります。ただ事故になった場合は自己責任です。また、車側はかなり忠実に信号を守ります。フランスにいるとこの習慣にかなりなれますが、あまりなれない方がいいのだと思います。

あと一点困るのは日本にある青信号の点滅がないこと。海外でよくあるカウントダウンもありません。突然赤に変わるのでハラハラします。そこは改善して欲しいですね。

 

道が汚い

タバコの件でもそうなのですが、本当に道が汚い。雨が全然降っていないのに得体の知れないもので濡れていることが多いですし、ゴミもよく落ちています。ゴミ箱はたくさんあるんですけどね。

あと、犬と一緒にカフェに行けたり、公園で放し飼いしたりとドッグフレンドリーな環境はとても感心するのですが(犬好きなので)フンの処理が非常に悪いです。道端に突然ブツが現れるので踏みそうですし、臭いがひどいです。(汚い話でごめんなさい)フンの処理は街を清潔に保つためにやって欲しいことです。フランス人は気にしないんですかね?気にしないのが信じられないという感じです。

まとめ

このような感じで現在までで気づいて点について書いてみました。

この1ヶ月毎日が新しいことばかりで、疲れることも多くありましたが、様々なことに気づき、日本とフランスという国を客観的に見ることができ、よかったと思っています。

まだ1ヶ月なのでディープな部分にはまだ入り込めていないため、これからもっと多くの気づきや体験があるのだと思います。2ヶ月3ヶ月と時がすぎる中で、このような気づきをこれからもブログにアップしていこうと考えています。

貴重な留学生活が悔いないようにするために日々アンテナ張って頑張ります。

 

では、また会いましょう!

Au revoir!

 

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さき