光の街とわたし

フランス・リヨンでの留学生活

お昼からお酒を飲んでいるフランス人の運転事情

Bonjour! みなさん、こんにちは。さきです。

バカンスがあけ、授業が始まり、またもや勉強の日々です。

やはり、毎日聞いてもネイティブのフランス語は速くて、短縮形が多いのでなかなかなれません。まだまだ努力が必要です。

 

さて、今日はフランス人の運転事情についてお話ししていこうと思います。

フランス人はお昼からお酒を飲んでいるので、みんなお酒を飲む日は交通機関やタクシーを使っているのかと、運転に関してはとても気になっていたのですが、今回のバカンスで私は決定的瞬間を目撃しました。

 

私はこの前、バカンス中にフランスの田舎にある友人宅に宿泊させていただきました。

そちらの様子は4回に分けてブログを更新しているので、気になる方はぜひ読んでみてください!

 

saki-juillet.hateblo.jp

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この友人宅に滞在している間、ランチに友人のお母さんとワインを飲む機会が何度もありました。

当たり前のようにワイングラスを出し、ワインを注ぎ、「これはいいやつなのよ!」といって飲む。やはりフランス人はワインをよく飲むんだな〜。優雅な生活だな〜。とその時は思っていたのですが、、、

そのあと、普通に外出しようと言われ、普通に車に乗り込んで、エンジンをかける。

 

え、いや、ちょっとまてよ

これ飲酒運転じゃん!

確かに飲んだよなー。お母さんもワイン飲んだよなーとか思いながら、助手席に乗っていました。

 

自分が生涯の中で、飲酒運転の場に居合わせるとは思っていなかったので、どうしようと思っていたんですが、後々分かったことはみんなやってるってこと

友人のお母さんやその友達と小さなお城でのオペラとビュッフェを楽しんだ際に、みんな飲んでたのに普通に車で帰っているんですよね。

これぞカルチャーショックというものだったのかもしれません。

日本で、飲酒運転による悲惨な事故を数多く聞いていたので、飲酒運転はモラルに反することだと思っていますし、重大な事案だと思っているのですが、

フランスではなんかもっと気軽というか、ラフというかみんなあまり気にしてない。

 

もちろんフランスでも飲酒運転は違法です。

血中アルコール濃度が0.5g以上の場合、アルコール度数に応じて罰されます。

ただ、フランス人はこの濃度が0.5g以下であれば運転してよいという感じで運転しているのです。

フランスには血中アルコール濃度の目安を計るためのカードみたいなのもあるそうです。私は見たことないですが。

ワイン一杯やビール一杯ではこの0.5gを超えないみたいです。もちろん性別や体重によって差は出るので、気軽に判断しない方がいいと思いますが。

 

フランス人は日本人よりもアルコールに強いなという印象はあります。

私はお酒に強くないので、すぐ赤くなってしまいますが、フランスではそういう人をあまり見かけません。

みんなお昼や夕方の早い時間からお酒を楽しんでいます。まあ、それがフランスの文化ですし、いいところだと思っています。陽気でラフな雰囲気が私は好きです。また、ワインを適度な量飲むことも「フレンチパラドックス」で話題なように健康にいいという説もありますよね。

みなさんお酒にお強いので、日本よりかは飲酒運転に対する基準が低くてもおかしくないのかなとは思います。

実際、私がワインを飲んだ後の友人のお母さんの車に乗った時は何も起こりませんでしたし、かなりしっかりした運転でした。

ただ、フランス人も飲めば酔っ払いますし、やはり飲酒運転はよくないことなので、少量の飲酒でも運転はできるだけ控えて欲しいところですね。

特に都会だと、フランスでは歩行者が信号無視をすることが当たり前なので、きをつけて運転しないと事故を起こしかねません。歩行者が信号無視をしていたとしても過失は車側にあるとされるので、注意が必要ですよね。私はフランスでは絶対に運転したくないと思っていますが。

 

ということで、フランスのお酒と運転事情についてお話ししました。

飲酒運転に関してはフランスがこうだから日本もとかにはならないでほしいですね。フランスはフランスだし、日本は日本なので。

飲酒運転で事故の発生率や犠牲者がでる可能性を考えると少しの飲酒でも絶対に車には乗って欲しくないですし、日本で飲酒運転に出会ったら、ちゃんと注意する勇気を持とうと思います。

 

ということで、読んでいただきありがとうございました。

では、また!Au revoir!

 

さき